「すきまソーシャルワーカー事務所」です。
ご訪問ありがとうございます。
ソーシャルワーカー(精神保健福祉士・社会福祉士)と聞くと、病院の相談員、福祉施設の相談員、学校の相談員…何か特別な事情のある方からの相談を受ける人、といったイメージがあるかもしれません。
実際に私も複数の場所でソーシャルワーカーとしての勤務経験があり、現在も勤務をしています。
そこでは、誰一人同じではない特別なお話の中で、私自身も様々なことを学んでまいりました。
そして、その中で一度や二度ではなく、何度も「もう少し早い段階で、この方のお話を伺うことができていたら」と思うことがありました。
ソーシャルワークは、カウンセリングとイコールではありません。
カウンセリングは、傾聴し共感することで信頼関係を築き、言語的および非言語的手段を用いて、クライエントの心の内面に働きかけ心の変容を図るもの。
一方、ソーシャルワークは、その人のありのままを受容した上で、今置かれている環境を改善するために、過去、現在、未来の時間軸を意識し、制度や法律、人、建物といった社会資源を活用しながら、その人がよりよく人生を生きるには、ということを一緒に考えるものです。
ソーシャルワークの技法の中にカウンセリングはありますが、カウンセリングの技法の中にソーシャルワークは、ほぼないと考えています。
しかし、ニーズがあること、公認心理師となったこともあり、心理部門を立ち上げることといたしました。
ソーシャルワーカーによるカウンセリングをご希望の方は「心理(カウンセリング)部門」を、ソーシャルワーカーによるソーシャルワークをご希望の方は「福祉相談(ソーシャルワーク)部門」をご利用ください。
両部門共に「心の健康」を第一に、今のあるがままのご自身を大切に思うことについて、一緒に考えさせていただきます。
近年「心の健康」の大切さが様々な場所で聞かれます。
心が健康であるということは、その人の価値観で生き生きと自分らしく生きていることを指すのかな、と思います。
ですので、今、精神医学的疾患がある方も自信をもって自分らしく生きていると言えれば、心は健康だといえます。
しかし、疾患がない場合でも、自分らしく生きているとはいえるのだろうか、落ち込むことばかりなような気がする、毎日辛いな…と思っている方は、もしかすると心が不健康の状態かもしれません。 「心の健康」は、特別な事情のある人だけが必要なものではありません。
もう一つ、「心の健康」について最近考えることがあります。
医療現場、教育現場、職場、家庭、など…
「支える側」の人たちの疲弊している様子を目の当たりにすることが多々あります。
「支援者支援」というと烏滸がましいのですが、支える側の方たちと共に「心の健康」を考えていくことの大切さも感じています。
誰に話してもよい話ではないけど、状況を理解できる人に安心して話ができたら…とお考えの方は「井戸端(チアリング)部門」をご活用ください。
長く付き合う伴走者をと考えてくださっている方には「伴走(メンタリング)部門」をお勧めしています。
伴走部門に関しては書き切れない思いがありますので、ご関心のある方はお問い合わせください。
あなたも、あなたの大切な人たちも、私も、「心の健康」は全ての人にとって大切なものです。
あなたにとっての「心の健康」をソーシャルワーカーと一緒に考えてみませんか?